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漢方の力で、病気の根本から治療。症状や体質のお悩みは、どうぞお気軽にご相談ください。
IBD・リンパ管拡張症ので漢方薬治療している柴犬かえでちゃん
2026/11/08

柴犬のかえでちゃんが体調を崩したのは、去年の11月。数週間ごとに下痢をしてはぐったりする、ということをくり返していました。詳しく調べると腸のリンパ節が腫れていて、初期のIBD(炎症性腸疾患)とリンパ管拡張症と診断されました。栄養状態の目安になるアルブミンも低めの状態が続いていました。

ステロイドは長く使うと免疫がさらに弱まり、悪循環になる心配があります。そこで「炎症が起きにくい体質に整える」ことを目標に、今年5月、かえでちゃんに合わせた漢方薬を少量から始めました。

■ 満月と低気圧が重なった日 飲み始めた翌日、軟便が何度か続き、飼い主さんからご連絡をいただきました。実はその日は満月と低気圧が重なり、腸に炎症のある子はお腹を崩しやすい日。漢方は続けていただき、翌日のお散歩ではしっかり良いうんちが出ました。

■ うんちが変わった そこから、かえでちゃんのお腹は目に見えて変わっていきます。便は固くなり、回数も減り、体重も少しずつ増えてきました。飼い主さんも「飲み始めてから調子がすごくいい」と驚くほどでした。 ところが2週間後の検査で、アルブミンが3.1から2.7に少し下がっていました。それでも、心配はいりません。数値はあくまで目安のひとつで、これだけ便や体調が良くなっているのは、漢方が体に合っているサイン。気温の上昇で炎症がぶり返しやすい時期だったため、漢方を少し増量して様子を見ました。

■ 一時的なつまずきも乗り越えて 6月には腸内細菌の影響で下痢になり、一時的にフラジールを使用しましたが、すぐに回復。その後は便の量が減り、しっかり消化・吸収できている様子です。アルブミンも3.0まで戻りました。

■ 腸のリンパの腫れも落ち着いて 腸のリンパの腫れは、IBDやリンパ管拡張症にともなう症状で、それだけ腸の炎症が強かったことを示していました。その腫れも、漢方を続けるうちに検査のたびに少しずつ小さくなっていきました。その後もアルブミンは3.0を維持し、腸のエコーも落ち着いた状態が続いています。9月には定期検診が月1回から2ヶ月に1回に延び、涼しくなったお散歩も軽快に歩けているそうです。

寒さでお腹が冷えやすい体質なので、これからの冬も季節に合わせて漢方を調整しながら見守っていきます。

検査の数値に一喜一憂するより、毎日のうんちや食欲、元気といった「その子の今」を見ること。それが、お腹の病気と上手に付き合っていく近道だと考えています。

※治療への反応には個体差があります。


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