治療例
-
たまこちゃん 〜無菌性脂肪織炎の治療
2019/03/20フェイスブック投稿
元気にくねくねしているたまこちゃん。1ヶ月ほど前から脂肪織炎の漢方薬治療をしています。出血を繰り返しながらも、少しずつ萎んできています。
当院の漢方薬治療での脂肪織炎の治療過程では、小さな炎症をぶり返しながら治っていくことも多いです。
漢方薬治療以前との違いは、それまではずっと出血が続いたり、治まるのに抗生物質やステロイドが必要だった、炎症や出血の収束がどんどん早くなることです。それだけ免疫が整ってきているということです。
そのうち、ぶり返す間隔が長くなり、出血しなくなり、しこりも萎んでいくのです。 -
ロッタちゃん 〜免疫介在性溶血性貧血の治療
2019/02/7 フェイスブック投稿
ロッタちゃんは、免疫介在性溶血性貧血で漢方薬治療を始められました。 来院された時は、すでにヘマトクリット値は15%まで落ちていたために、厳しいことは覚悟のうえで漢方薬治療を始められました。ここまで下がると、漢方薬治療が間に合わないことも多いですからです。
しかし、頑張って普通の子の倍量を飲ませてくれたおかげで、ステロイドを減らしながら無事に貧血が回復し、約2週間後の昨日にはヘマトクリット値は27%まで回復し、日に日に元気になってきているようです。
あまりにステロイドの服用量が多く、ステロイドの依存が強い場合は、そのリバウンドによってステロイドをうまく減らすことができず、間に合わなくなることもあります。ロッタちゃんは、もともとリンパ管拡張症でステロイド治療をしていました。
免疫介在性溶血性貧血のように重い免疫疾患に罹る子は、それまで長期間の免疫抑制治療していた子がほとんどです。
免疫異常による病気なのに、更に免疫抑制を続けることによって免疫が乱され、ついには免疫が暴走してしまうのです。
逆に免疫を整えれば、リンパ管拡張症も一緒に治療できます。
「標準治療」でも「最新医療」でも、病気の原因を顧みず症状を抑えるだけの治療は、真綿が首を締めるように、我が子の命を追い込むこもあるということを心に留めてもらえればと思います。 -
さちこちゃん 〜無菌性脂肪織炎・慢性皮膚炎の治療
2019/02/3 インスタグラム投稿
さちこちゃんは、脂肪織炎の漢方薬治療です。
もともと指間や体の皮膚炎でステロイド治療をしていましたが、体の全体の皮膚がボコボコと盛り上がり、その中に血膿が溜まって破裂しまう脂肪織炎になってからは、ステロイドを2mg/kgと大量に飲まないと症状を抑えられなくなり、少しでもステロイド減らすと再発してしまう状況でした。
ここまで多量にステロイドを使っていた子はステロイドは止められても、漢方薬を止めると悪化することは多いです。ステロイドが著しく免疫を弱めてしまい、体質ももっと悪くしてしまうからです。
しかし、さちこちゃんの場合は、漢方薬治療を始めてから、何度かぶり返しながらも順調にステロイドを減らすことができ、ここ3ヶ月はステロイドだけでなく、漢方薬を止めても、もともとあった皮膚炎も含め落ち着き、体調を維持できているそうです。 -
ミルちゃん 〜免疫介在性関節炎の治療
2018/10/15 インスタグラム投稿
免疫介在性関節炎で治療中のミルちゃんです。抗炎症剤などの治療に反応せず、整形外科の専門病院で関節液を調べたところ免疫介在性関節炎と診断されました。
幸い、ステロイドや免疫抑制剤などの内科治療をされる前に、当院を探して来てくれました。薬による悪影響なく治療できたので、漢方薬を飲み始めてすぐに「元気になったかも」というくらい、とても反応が早かったそうです。
今はまだ80〜90%程の回復ですが、昼間に寝ていることもなくなり、お散歩も元気にスタスタ歩いてるようです。
また脾臓の影や皮膚のイボも小さくなったのも嬉しい変化です