皮膚の病気
- アトピーやアレルギーなので治らないと診断された症例でも、漢方薬で体質と免疫を整えれば改善できる例は少なくありません。
現在、皮膚のケアや食事療法、分子標的薬など症状を抑える治療の選択肢は増えてきましたが、体の中にある原因と向き合い、治療する選択肢は限られます。アレルギー体質のままでは、抗原を避けたとしてもまた抗原に対して反応を示すようになり、次第に食べ物も行動範囲も限られるようになります。また、弱った免疫と体質を放置するばかりかさらに痛めつけてしまうことは、より重大な免疫疾患を招くことになります。
我々の治療では、症状をただ隠してしまうのではなく、病気を引き起こす免疫・体のバランスあるいは精神的な原因を探り、向き合い、改善していくことを目指します。時間がかかってでもそこにある問題から目を背けず、ひとつずつ改善することが将来の健康、そして愛する動物たちをよりよく知ることにもつながると考えています。アポキルの本当の副作用① https://www.harupets-kobe.com/apoquelrisk1アポキルの本当の副作用② https://www.harupets-kobe.com/apoquelrisk2 -
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- アレルギーコップによる
治療イメージ - アレルギーの原因は、検査では把握できない体の内面の問題が大きな割合を占めることが多く、それらを体の中から改善することで、効果的に発症を防ぐことを目指します。
- アレルギーコップによる
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- 皮膚炎の治療例
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まるちゃん 〜顔面皮膚炎の治療
2019/02/16 インスタグラム投稿
まるちゃんは、ただの皮膚炎でなく精神的な影響が強い皮膚炎でした。
体質や免疫を整えるだけではなく、行動治療も必要なので、難しい治療になりますし、ご家族方の協力も欠かせません。 薬だけで抑えるためには、精神にも作用するステロイドや、覚醒剤のような抗鬱剤など依存性の高い薬を使わなければいけません。
だからそういう薬に頼らないように、原因から治療するのは、漢方薬治療に限らず、我々の治療のコンセプトです。まるちゃんは病院で興奮して顔が赤くなってしまいますが、お家ではきれいな顔をしています -
baronちゃん 〜趾間皮膚炎・趾間肉芽腫の治療
2019/02/12 インスタグラム投稿
趾間、肉球間の皮膚炎で漢方薬治療のbaronちゃんです。
とても遠方までシャンプー療法通い、アポキルも飲んでいましたが、足の腫れも趾間の腫瘤状の炎症は治らず、メディカルシャンプー後はむしろ足がパンパンに腫れてしまうほどでした。さらには向精神薬まで進められ、恐くなって、当院で漢方薬治療を始められました。
漢方薬治療を始めて炎症を取りながら免疫を整えてからは、アポキルのリバウンドを乗り越えて、今ではすっかり綺麗になりました。
炎症も、精神不安も、表面だけ治療するとなると依存性の高い薬に頼らざるを得なくなります。