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- 高齢犬が痙攣したら寿命は短い?原因と穏やかに過ごすためにできること
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- 2026/07/20
- 治療方針、その他
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これまで元気だった愛犬が突然痙攣を起こしたら、「このままどうにかなってしまうのでは…」とパニックになり、寿命が短くなるのではと不安を抱えてしまうものです。 高齢犬の痙攣は、病院で精密検査を受けても「原因不明」とされることも多く、いつまた発作が起きるかと毎日ヒヤヒヤしながら過ごしているご家族も少なくありません。
西洋医学の検査では異常が見つからなくても、東洋医学の視点で体全体を見渡すと「なぜ痙攣が起きたのか」という体質の乱れが見えてくることがあります。
今回は、高齢犬が痙攣を起こした場合の寿命に関する正しい知識と、お薬に頼りすぎずに体を整える漢方薬治療の選択肢をご紹介します。
この記事の目次
高齢犬が痙攣したら寿命は短いのか

高齢犬になると、体調不良が少しずつ出てくるものです。ただ、痙攣を目の当たりにすると「寿命が縮んでしまうのでは?」と思ってしまう飼い主さんも多いでしょう。安心して日々を過ごせるよう、まずは痙攣の原因や寿命について解説します。
痙攣が起きてもすぐに余命が短いとは限らない
余命は、痙攣の原因によって異なり、一度だけの発作か、繰り返す発作かによっても変わってきます。高齢犬が痙攣を起こしたからといって、すぐに寿命が尽きるとは限りません。焦らずに病院を受診し、体にどんな異常が起きているのかを探るのが大切です。
余命は原因や体力、持病によって大きく変わる
高齢犬の痙攣の原因のほとんどは、特発性のてんかんです。そのほかにも、以下のような原因が考えられます。
〈高齢犬の痙攣の原因〉
・てんかんや脳腫瘍などの脳の病気
・脳の炎症や脳への血流不足
・腎不全や肝不全などの代謝不全
・低血糖 ・老衰や体力低下
漢方薬治療している中で東洋医学的に診ると痙攣の原因は大きく分けて2つあります。一つ目は、加齢による「冷え」あるいは気虚で全身の血流が悪くなり、脳への血流が制限されることです。2つ目は免疫低下によって免疫異常を起こし、脳に炎症を起こしてしまうことで、てんかん発作や脳炎の症状が現れやすくなると考えます。犬の余命を左右するのは、痙攣そのものというより、こうした背後にある免疫や体力の衰え具合だったりもします。
※参考:第一アイペット「犬の痙攣(けいれん)はどうして起こる?症状や原因、予防法を解説!」
高齢犬の痙攣の症状と発作時の対処法

高齢犬の痙攣がどのような症状なのかを知っておくことで、いざというときも落ち着いて対処できます。犬の痙攣が寿命に直結するとは限りませんが、正しい対処ができると犬と安心して過ごせることでしょう。
高齢犬の痙攣の症状
痙攣は、以下のような症状が見られることが多いです。
〈痙攣時に体に見られる症状〉
・犬かきをするように脚をばたつかせる
・脚が強張る
・背中が弓状にしなる
・体の筋肉が不規則に波打つ
このほかに、意識が朦朧としたり、意識がなくなったりする場合もあります。
痙攣が起きたときに飼い主ができること
痙攣が起こると焦ってしまう方が多いのですが、まずは犬の安全を確保することが先決です。周囲のものを片付け、意図しない動きで怪我をしないようにしましょう。ソファやベッドなど高い場所で痙攣を起こした場合は、落ちないように下にクッションや毛布を敷いて、安全な状態を作ってください。このとき、犬自身には触れずにものを動かすようにします。
安全を確保した後は、痙攣の様子や続いた時間を記録しておくと安心です。動画を撮っておくと、受診時に獣医師へ伝えやすくなります。
痙攣が終わった後も、意識が完全に戻るまでは水を与えず、しばらく様子を見守りましょう。
すぐに動物病院へ相談したいサイン
痙攣そのものがすぐに命に関わるとは限りませんが、犬の様子が元に戻って落ち着いたら、病院に相談してください。
以下のような場合はすぐに受診しましょう。
・発作が5分以上続く
• 短時間に何度も繰り返す
・発作後も意識が戻らない
・呼吸や体温がおかしい
・食欲不振やぐったりした状態が続く
痙攣を繰り返す高齢犬が穏やかに寿命を全うするためにできること

高齢犬が痙攣を繰り返しても、寿命を縮めずに穏やかに過ごせる可能性は十分にあります。そのために大切なのが、治療法の選択肢を知り、ご家族の不安を少しずつ減らしていくことです。「痙攣=強い薬で一生抑え続けるしかない」と諦める前に、東洋医学という選択肢をご紹介します。
高齢犬が痙攣を起こした時の治療法
高齢犬が痙攣を起こして病院へ行くと、まずは精密検査が行われます。原因疾患が見つかればその治療を行いますが、内臓や脳などに明確な異常が見つからない場合は、抗てんかん薬などの薬で発作をコントロールする方法が一般的です。
ただ、強いお薬は肝臓などに負担がかかりやすく、「一生飲み続けなければならないの?」「副作用でふらふらしている愛犬を見るのが辛い」と悩まれるご家族が多いのも現状です。
東洋医学では体全体の弱りやバランスを見ていく
東洋医学では、痙攣という「症状」だけを抑え込むのではなく、体力・胃腸・肝臓・脳の状態など、体全体のバランスを総合的に診ていきます。
西洋医学の検査で「異常なし」とされても、東洋医学の視点では「冷えによる血流不足」や「免疫の乱れによる小さな炎症」が痙攣の引き金になっていることも少なくありません。その子の体質と現在の衰えに合わせて漢方薬で内臓や免疫をサポートすることで、結果として痙攣の頻度が減り、抗てんかん薬を減薬できる可能性も出てきます。
余命よりも、安心して過ごせる日々を大切に
高齢犬になってくると「あと何年一緒にいられるだろうか」と気になってくるものです。不安な気持ちにもなりますが、愛犬が一番望んでいるのは「ご家族と一緒に、今を穏やかに楽しく過ごすこと」ではないでしょうか。
痙攣を無理に強い薬で抑え込んで毎日ぐったりしたり、薬が効かなくなったり再発することに怯えて過ごすよりも、体にある病気の原因を改善してあげる。そして、発作が起こりにくい体にしてあげることで、その子らしい生活の質(QOL)を守る。そんな治療の選択肢があることを知っていただき、少しでも安心して過ごせる環境を一緒に整えていきましょう。
高齢犬の痙攣と寿命についてよくある質問
Q1. 高齢犬が痙攣したら、すぐに寿命が短くなりますか?
すぐに寿命が短くなるというわけではありません。特に東洋医学的に原因を見つけて治療できれば、長生きできる可能性が高まります。
Q2. 高齢犬の痙攣は一度だけでも病院に行くべきですか?
内臓の病気が隠れていないか、まずは血液検査をしておくことをおすすめします。もし西洋医学的な検査で「異常なし」と言われた場合でも、再発におびえながら様子を見る必要はありません。東洋医学の視点では、検査に現れない「冷え」や「血流の滞り」、免疫力の低下といった体質の乱れが隠れていることがよくあります。漢方薬で体を内側から温め、血流を整える、あるいは免疫を整えることで、次の発作を予防するケアをすぐに始められます。
Q3. 痙攣を繰り返す高齢犬に漢方薬治療はできますか?
はい、もちろんです。現在、病院で抗てんかん薬などを処方されている場合でも、漢方薬は併用して治療を進めることができます。高齢犬にとって強い薬は体への負担になりやすいため、まずは今の薬で症状を抑えつつ、漢方で体質を整えながら、少しずつお薬の量を減らしていく(減薬の)サポートも可能です。治療による体の負担を和らげながら、体調を維持していけます。
まとめ|高齢犬が痙攣しても寿命が短くなるとは限らない
犬が高齢になると、様々な体調不良や病気が起こり、寿命が気になってくる方も多いでしょう。高齢犬が痙攣を起こすと、今までと違う姿に驚かれる方も少なくありません。
高齢犬の痙攣の原因は様々ですが、大きな病気が隠れていない限り、すぐに寿命が短くなるということはないでしょう。西洋医学の検査では原因がわからなくても、東洋医学では検査数値に現れない「小さな体のサイン」に耳を傾け、根本から体を整えるアプローチが可能です。
強い薬でただ症状を抑え込み、副作用でぐったりしてしまうよりも、漢方薬で体に優しく活力を補うという選択肢があります。高齢犬と少しでも元気に長く過ごすために、治療のための治療ではなく、愛犬らしくご家族と笑顔で過ごす「かけがえのない時間」を守る治療を始めてみませんか。

















