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免疫介在性溶血性貧血で漢方薬治療しているチョコちゃん
2026/02/10
免疫性の炎症

今回は免疫介在性溶血性貧血(IMHA)の漢方薬治療において、ステロイドが効かない、あるいは効かなくなる理由について、チョコちゃんのケースで紹介します。


最初はチョコちゃんがいつもと違い布団から出なくなるという症状で、調べてみると少し貧血が見られたので、IMHAと診断され、多量のステロイド治療が始まりました。

しかし、ステロイドを打つたびに貧血はむしろどんどん悪化していきました。

つまり、ステロイドが

「効いていない」どころか、「悪化させている」いました。そのことに、早く気づいてあげないと命に関わります。


IMHAのような免疫疾患(免疫異常)は免疫の弱さが原因です。なので、特に免疫が弱ってる子は、多量のステロイドで免疫をさらに弱めてしまうと、炎症をコントロールできなくなり、逆に炎症が悪化してしまうこともあります。そういう子は、数値だけでなくステロイド治療によって、ぐったりして体調が悪くなることも多いです。


それでも、病院では症例報告があったからと、教科書通りの決まった治療が、体の反応を無視して、さらに強力に進められてしまい、どんどん数値も体調も悪化していくことが多いです。「明らかに悪化していっている」と、今の治療に違和感を持った場合に、一旦立ち止まる勇気も必要です。

「一旦落ち着いてから」と、思っているうちに、真面目に病院に通っても、治療が体に合っていなければ悪化していきます。


1.免疫が弱っているので、漢方薬で免疫を助けてあげる。

2.免疫の足を引っ張っているステロイドを減らしてあげる。

と、すべきことは単純ですが、リバウンドのリスクもあるので、なかなか難しいですし、勇気も要ります。

今までの治療経過によってはリバウンドでステロイドを十分に減らせないうちに力尽きることもあります。

ヘマトクリットが16%まで下がったチョコちゃんですが、輸血で少しの時間を稼いでいるうちに、漢方薬で免疫を整え、ステロイドを減らしていくことで、漢方薬を始めてからは、無事貧血が改善していきました。


チョコちゃんはまだ若く、ステロイドに弱い分、使っている期間が短かったので、強いリバウンドを経験することなく、ステロイドを止めることができました。

一度は命の危機にありましたが、今日も元気に走っています!












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