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肺転移した乳腺癌で漢方薬治療している恋子ちゃん
2021/06/16
癌や腫瘍


恋子ちゃんは、再発した乳腺癌の肺転移で漢方薬治療しています。
再発した転移癌、特に肺に転移した場合は、寛解やコントロールは難しく、西洋治療でも漢方薬治療でも緩和治療が一番の目的になります。
その場合は、体力やいつもの生活を維持してあげることが優先になります。
なので、抗がん剤やステロイド、分子標的薬など免疫や体質を乱して、臓器が弱めたり、炎症の原因となって生活の質を落としてしまうような治療はできればさけたいし、使うにしてもこれらの薬による免疫低下や臓器機能の悪化は漢方薬で補いながら治療したいところです。
恋子ちゃんのように、肺に転移してしまった場合でも、体質を整え、肺の炎症をコントロールすることができれば、多少呼吸が浅くはなっても、呼吸困難に陥ることなく過ごせることが多いです。
恋子ちゃんは、2ヶ月前に肺全体に転移した状態でしたが、漢方薬治療を始めてからは、呼吸が安定し、散歩の引きも強くなりました。
2ヶ月経った今は、暑くなったのと、流石に癌が進行して肺の換気量は落ち、呼吸が浅くなってきましたが、炎症の数値は上がらずに維持でき、咳などはなく、今でも散歩に行けています。
この先、酸素室が必要になるかもしれませんが、漢方薬でしっかり体の機能を支えてあげて、少しでも長く今の生活を送らせてあげることが目標です


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