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GME(肉芽腫性髄膜脊髄炎)で漢方薬治療している空ちゃん
2020/03/27
免疫性の炎症
GME(肉芽腫性脳脊髄炎)で漢方薬治療している空ちゃん










今日来院された空ちゃんは、GMEの治療で多量のステロイド(プレドニゾロン2.5mg/kg)で治療していましたが、やはりこれほどの量のステロイドでは、副作用が強く、てんかん発作は抑えられても、元気がなくなり 、食欲もおちてしまいました。このままの量が続くと、内臓だけでなく足腰も衰え、いろんな病気の原因になってしまいます。

当院の漢方薬治療では、初診からこの2週間、漢方薬治療で根本(体や免疫)を整えながら、リバウンドに注意してステロイドの減薬を試み、ステロイドは半分の量まで(1.25mg/kg)減らしました。
ここまでこれば、漢方薬と併用すれば体はだいぶ楽にななるので、
空ちゃんの食欲と、本来の元気も戻ってきたようです。

抗てんかん薬も含め、引き続き慎重に減薬していく予定ですが、脳炎の場合はここからがなかなかうまく減薬が進まないこともあります。
特にペキニーズでよくみられるように骨格の歪みが影響している場合は、整体も併用しなければなかなか減薬できないこともあります。
ただ、病気の原因をしっかり整えてこそ、対症療法は卒業することができます。

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