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IBDと冷えの胃腸症状の治療について
2025/02/11
胃腸の症状
ここ1週間の急激な冷え込みで胃が冷えてしまって、吐いたり下痢する子が増えています。
しかし、嘔吐があって動物病院に行くと、たいてい胃腸炎と診断され嘔吐止めが処方されることでしょう。
しかし冷えが原因の場合は、検査では異常が見つかることは少ないです。
だからと言って、何も問題がなく吐くことはないので、吐くということは胃腸に問題があるというSOSのサインです。
そのサインを無視して、最近は、いきなりセレニアという強力な制吐剤で嘔吐を抑えることで、胃腸は吐きたくても吐けず、見た目は食欲が回復するので、弱っている胃腸に食べ物を入れることで、胃腸に負担がかかり炎症を引き起こし、IBDなどの重い病気につながります。また、薬を止めるとぶり返すとそう診断されます。
しかし実は、IBDが嘔吐の原因ではなく、最初は胃腸が冷えただけでも、その短絡的な治療によって胃腸に負担をかけることでIBDになってしまうということです。
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