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- 血小板減少症の漢方薬治療でのステロイドの減薬について
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- 2025/01/12
- 免疫性の炎症
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#血小板減少症 で漢方薬治療している福ちゃん、血小板は10万/μL以上あるのですが、かかりつけではなかなステロイドを減らしてくれないので、こちらで少しずづつ減薬し、今は1mg/kgのプレドニゾロン(通常の10分の1)で維持しています。西洋医学による治療では、この病気の治療は、免疫を抑制して炎症を抑えることしかできないので、ステロイドを増やして一時的に数字を改善させても、治療を続けるうちに免疫が弱っていくので、ステロイドでなんとか維持している血小板の数は、一度悪化するとステロイドをまた増やしても、今まで以上に免疫が弱っている分回復がとても難しくなります。なので、西洋医学だけの治療では、リバウンドのリスクを冒しながら減薬していくことは難しいですが、漢方薬治療では、漢方薬で免疫を整えて、本来の状態に戻すことで数値を改善させるので、ステロイド減薬によるリバウンドで一時的に悪化したとしても、免疫の機能は回復してきているので、ステロイドを少し戻せば、すぐに血小板は上がってくれます。なので、積極的に減薬することが可能です。 #脱ステロイド #トイプードル #犬の漢方薬