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重いIBD(蛋白漏出性腸症)で漢方薬治療しているメアリーちゃん
2020/02/26
胃腸の症状
犬のIBD(蛋白漏出性腸症)で漢方薬治療しているメアリーちゃん











メアリーちゃんの場合は、とても重いIBDの治療です。
当院に来院されたときは、多量のステロイドを注射されても食欲も全く無く、嘔吐し、下痢もお尻からはほとんど血が出ているような状態でした。

ステロイドをつかっても、むしろその副作用によって、免疫をコントロールできず胃から大腸まで激しい炎症が起きている状態でした。
こういう場合は、あまり多すぎるステロイドは減らさないといけないですが、減らしすぎるとリバウンドで悪化してしまうので、ある程度からはじっくり減らしています。

漢方薬治療では暴走している免疫を整え、弱っている胃腸を助けることで、
それでも、便は少しずつ黄色い下痢から軟便になり、2〜3ヶ月かけて安定してバナナ便が出るようになりました。
体重も少しずつ増えていき、最高1.8だったアルブミンも最高記録を更新中です。

犬のIBD(蛋白漏出性腸症)で漢方薬治療しているメアリーちゃん


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