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今日の診療(IBDで治療のココアちゃん)
2019/12/27
胃腸の症状
犬のIBDで漢方薬治療しているココアちゃん











IBD(慢性炎症性腸疾患)で治療しているココアちゃん。
2月からずっと下痢や血便、お腹が痛いポーズが治らなく、内視鏡検査では「リンパ球形質細胞性十二指腸炎」と診断され、1週間に一回ステロイドの注射が続いていました。

今月始めに漢方薬治療を始めてからは、一回もステロイドを打つことなく調子がいいそうです(^^)

ステロイド注射はあくまで、治療ではなく症状を抑えるだけの応急処置です。
なぜなら、ステロイドが続いて免疫が壊れると、さらに免疫異常を起こして病態(炎症)を悪化させてしまうからです。

だから、応急処置だけで治らない場合は、ダラダラと応急処置をするのではなく、薬の副作用で悪化しないうちに漢方薬で体質や免疫を改善して治癒を促す必要があります。

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