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夏に悪化しやすいてんかん発作(セイラちゃん)
2021/08/04
治療方針、その他


この夏はてんかん発作を発症したり、悪化する子が多いです。

てんかん発作は脳の炎症が関係していることが多いため、

気温が上がって、炎症が起こりやすくなったり、

不安定な気候によって、自律神経が乱れることで脳の血流が乱れることが引き金になることが多いようです。

(この時期に関わらず、興奮やストレスなど自律神経を乱すものは引き金になることが多いです)

また、月の満ち欠けも脳圧に影響するので影響を受ける子は意外と多いです。


セイラちゃんも梅雨頃に急にてんかん発作を3日続けて発症しました。(ただ、きっかけはトリミングだったようです。)

それだけでなく、この時期から膣炎など、体の炎症が悪化している兆候が見られたので、漢方薬治療では、体全体の免疫を整える漢方薬を増やして対応しています。

それ以降は、ここ12ヶ月はピッタリ、てんかんなく過ごしています。


体全体の乱れが、膣炎やてんかんとして症状に現れているので、抗生物質や抗てんかん薬など対症療法だけでごまかすのではなく、体をしっかり整えてあげてあげてないと、再発するばかりでなく、悪化したり、また別の症状が出て来てしまうのは、想像に難くないと思います。

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