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お腹のカビが不調の原因かもしれません
2021/05/30
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動物病院の糞便検査で酵母がいると言われたことはないですか?教科書的には「問題ない」ので、見過ごされがちですが、腸内のカビ(酵母)が増えることは、胃腸を始め、さまざまな体の不調に大きく関係しているようです。
ちなみに、低血糖もお腹にカビがいる可能性のサインです。

お腹のカビが増えすぎると、嘔吐や下痢などのなかなか治らない胃腸症状を伴う胃腸炎をはじめ、腸壁が漏れやすくなり、体全体の炎症やアレルギーの原因にもなります(リーキーガット症候群)。
また、尿結石の原因となるシュウ酸や、代謝や免疫を阻害する物質など、さまざま有害物質を発生させることで、内蔵の不調や免疫の低下を引き起こして、胃腸に限らず全身の炎症疾患のを引き起こす原因になります。

抗生物質の乱用が原因
お腹のカビが増える、もっとも大きな原因は、病院で「とりあえず」処方される抗生物質です。抗生物質は本来、カビが生存競争の相手である腸内細菌を死滅させるために分泌する物質なのです。

悪循環
以前書いたように、腸の炎症や腸内細菌叢の乱れがあると、免疫のしくみに異常を起こし、免疫作用が弱くなります。 さらにカビ自体も腸の炎症を起こして、免疫機能を低下させる上に、カビがつくり出す毒も免疫力を下げます。 
免疫力が低下すると、感染症などを起こしやすくなり、抗生物質を使う機会が多くなります。すると、抗生物質によって腸内細菌叢がダメージを受け、よりいっそうカビが増殖するという悪循環に陥ります。
不調が長期にわたると、自己免疫疾患や生殖器疾患、慢性疾患を合併してしまうことがあります。そこで処方されるステロイドやホルモン剤もまたカビの餌になってしまいます。



動物の場合は、調理後、長期間置かれる保存食(ドックフード)やそれに使われる遺伝子組み換え食品、あるいはビタミンやミネラルを補給するためのサプリメントもお腹の中のカビを増やす原因になります。

これからの季節はとくに、カビが発生しやすい時期なので、お腹のカビを増やさないように、特にお口に入るもの、特にお腹の環境を乱す治療には、意識して気をつけてあげげるといいと思います。

参考;「お腹のカビが病気の原因だった」 内山葉子著

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