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- 犬の慢性腎不全で漢方薬治療しているリエちゃん
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- 2021/03/02
- 腎臓や肝臓などの内臓疾患
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東洋医学では、腎は生命力の源であり、この衰え(腎虚)が寿命を決めると考えます。
なので、個体差はありますが、高齢になるにつれて自然に腎虚は進行し、とくに高齢の子では、一度数腎臓の値が上ってくると、そのまま腎不全が進行していきやすいです。
13歳のリエちゃんも、以前よりジワジワ腎臓の数値が上昇してきたので、このまま進行していかないように漢方薬治療をはじめました。
同時に、もともと皮膚炎やドライアイも持病としてもっており、そちらも一緒に治療しています。炎症もまた腎不全を悪化させる要因になるからです。
少なくとも数値が悪化していかないことを目標に、漢方薬治療して8ヶ月ほどですが、腎臓が悪化しやすい寒い時期には少し悪化してしまいましたが、暖かかくなってきて少し改善がみられ、うまく維持できているのではないかと思います。暖かくなってこのまま改善してくれればなぁというところです。