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ハイテンションな子との付き合い方
2019/12/15
治療方針、その他

慢性嘔吐の治療で漢方薬を飲んでいるヴァンちゃん(instagram )はもうほとんど嘔吐は落ち着いていますが、外耳炎など自律神経が乱れからくる症状が残ります。


常にハイテンションで興奮時間が長い(つまり交感神経が優位な時間が長い)ことが理由の一つです。

固有の性格も大きいですが、意外とご家族の愛情からくる対応が興奮を助長してしまっていることもよくあります。


すなわち、言葉で伝える、同情するという、人間特有のコミュニケーションが、犬には間違った情報として伝わり、不安や興奮を助長してしまうのです。


だから、

外国人には、日本語で話しかけないのと同じように、

犬に伝えたい場合は、言葉よりも、ボディランゲージや、雰囲気で伝えることが大事です。


犬は言葉に関係なく、人が興奮すれば興奮するし、悲しめば悲しむ、安心していれば安心する、純粋な鏡ような存在ということを、念頭においてコミニュケーションする必要があるのです。


犬の慢性嘔吐で漢方薬治療しているヴァンちゃんの写真です。

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